SEKAI NO OWARIのギタリスト、Nakajinさんの機材紹介です。
今回は現在使用している、もしくは過去に使用していたアンプやエフェクター、ピックなどを紹介していきます。
ギター編はこちら↓
Fukaseさんの機材はこちら↓
セカオワFukaseさんの使用機材まとめ 〜ギター・ベース編〜
セカオワFukaseさんの使用機材まとめ 〜アンプ・エフェクター編〜
- ギターアンプ
- エフェクター
- 1.strymon / BigSky(リバーブ)
- 2.Eventide / TimeFactor(ディレイ)
- 3.KORG / Pitchblack(チューナー)
- 4.Gamechanger Audio / PLASMA PEDAL(ディストーション)
- 5.???
- 6.Beetronics / OVERHIVE(オーバードライブ)
- 7.Z.Vex / FuzzFactory(ファズ)
- 8.Electro-Harmonix / SMALL CLONE(コーラス)
- 9.Electro-Harmonix / hog2(ハーモニック・オクターブ・ジェネレーター、ギター・シンセサイザー)
- 10.LINE6 / M9(マルチエフェクター)
- 11.BOSS / AW-3 Dynamic wah(オートワウ)
- 12.Fulltone / FULL-DRIVE2(オーバードライブ)
- 13.KORG / VP-10(ボリュームペダル)
- 14.CUSTOM AUDIO JAPAN / RS616(スイッチャー)
- 15.Xotic / XW-1(ワウ)
- 16.MAXON / CP-101(コンプレッサー)
- 17.Suhr / ISO Booster(ブースター)
- 18.WALRUS AUDIO / RED(ディストーション)
- 19.???
- 20.???
- 21.Pete CORNISH / SS-3(オーバードライブ)
- 22.Ibanez / TS-808(オーバードライブ)
- 23.emma Electronic / ReezaFRATzitz 2(ディストーション)
- カポタスト
- ピック
- 最後に
ギターアンプ
Diezel Herbert
Diezelはドイツのアンプメーカー。DIESELじゃないですよ。
かなり深く歪ませることができるアンプで、メタル系のアーティストが多く使用しています。
MIDIで制御することができ、自動でスイッチングをやってくれる便利な機能もついています。
Nakajinさんのかつてのメインアンプで、幻の命のMVから2018年のINSOMNIA TRAIN頃まで使用が確認でき、かなり長い間愛用していることがわかります。
MESA/Boogie Triple Rectifier
メサブギーはアメリカのアンプメーカー。
先出のDiezelのアンプ同様とても良く歪むのでハードロックやヘビーメタル系のギタリストに人気のアンプです。
ライブではDiezel Herbertと併用されていました。
VOX AC30
2013年のライブ、炎と森のカーニバルのステージに置いてあったVOXのアンプです。写真のは黒ですが、炎と森のカーニバルのステージ上に置いてあったのは赤色のものでした。
炎と森のカーニバル以外で見たことがないので炎と森のカーニバル専用アンプだったんでしょうか。
VOX VT20+
写真の一番下にあるアンプがそれです。
Nakajinさんの自宅用アンプでしょうか。VT20って名前ですが30Wです。
真空管を内蔵していたり、多数のエフェクトが内蔵されていたりと価格以上のアンプとして高い評価を受けていますが、現在は生産を終了しているようです。
Orange OR120
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2018年のファンクラブツアーから使用しているオレンジのアンプです。
The Colorsでもステージ上に鎮座していました。
インスタによると1973年製とのこと。ヴィンテージアンプですね。
エフェクター
エフェクターは入れ替わりが激しいので、今回は2019年3月にインスタグラムへ投稿されたエフェクターボードを元にリサーチをしました。
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それぞれに番号を振って紹介していきます。
1.strymon / BigSky(リバーブ)
空間系エフェクターで有名なstrymonのリバーブです。
strymonのエフェクターはどれも優秀なものばかりで、amazonやサウンドハウスでも軒並み高評価です。
2.Eventide / TimeFactor(ディレイ)
先述のstrymonと肩を並べる高品質エフェクターメーカー、Eventide。
元々はラック式のエフェクターを製造していた会社ということもあり、その機能や音質はラック式に勝るとも劣りません。
3.KORG / Pitchblack(チューナー)
シンプルなKORGのチューナーです。
私も持っていますが見やすくてレスポンスが良いのでおすすめ。
4.Gamechanger Audio / PLASMA PEDAL(ディストーション)
筐体にプラズマ管が内蔵されており、そのプラズマ管からプラズマを発生させて歪みを得るエフェクター。厨二心をくすぐるエフェクターです。
クラウドファンディグで資金調達し、完成に至ったエフェクターだそう。
5.???
謎のエフェクターです。
調べてみましたが全く情報がありませんでした。
詳細が判明し次第更新します。
6.Beetronics / OVERHIVE(オーバードライブ)
カリフォルニア州のハンドメイドエフェクターを制作するBeetronics。日本ではあまり流通しておらず、ほとんど情報のないエフェクターです。
YouTubeの試奏動画を見た感じギターとアンプの持つ特徴を活かしながらウォームな歪みのオーバードライブ、といった感じでした。
7.Z.Vex / FuzzFactory(ファズ)
発振系ファズの定番、Fuzz Factoryです。
このエフェクターはバンド初期から使用しており、虹色の戦争のAメロなどでこのファズの音を聞くことができます。
8.Electro-Harmonix / SMALL CLONE(コーラス)
定番コーラスのひとつ、エレハモのSMALL CLONE。ニルバーナのカート・コバーン氏が使用していたエフェクターとして有名です。
このエフェクター筆者も持ってますが、つなぐだけでスターライトパレードのギターサウンドができあがります。
9.Electro-Harmonix / hog2(ハーモニック・オクターブ・ジェネレーター、ギター・シンセサイザー)
やたらデカイこのエフェクター、ジャンルでいうと「ハーモニック・オクターブ・ジェネレーター/ギター・シンセサイザー」です。
よくわからないので動画で音を確認してみましょう。
動画を見てみると、シンセサイザーのような音から効果音的なサウンドまで幅広い音作りが可能なエフェクターであることがわかります。
10.LINE6 / M9(マルチエフェクター)
LINE6のマルチエフェクターであるMシリーズはプロのミュージシャンも良く使用している印象があります。
スタンダードな歪みから飛び道具系の音まで幅広く網羅するマルチで、特に空間系が優秀なマルチエフェクターです。
11.BOSS / AW-3 Dynamic wah(オートワウ)
我らがBOSSのエフェクターです。
名だたる高級機材が並んでいる中でこういうエフェクターがあるとなんだか安心します。
オートワウはANTI-HEROのリフで使用されています。
12.Fulltone / FULL-DRIVE2(オーバードライブ)
世界中のギタリストに20年以上愛されている名作オーバードライブ。
Nakajinさんが使っているのはMOSFETではない無印のFULL-DRIVE2のようですね。
13.KORG / VP-10(ボリュームペダル)
ミュート等で使用するのでしょうか。
虹色の戦争のMVにも登場しているのでかなり前から使っていることになります。
14.CUSTOM AUDIO JAPAN / RS616(スイッチャー)
現在は生産終了しているみたいです。
MIDIに対応しているので曲にあわせて自動で音色を切り替えてくれる優れもの。先述したDiezelのアンプもこのスイッチャーで制御しているのかもしれませんね。
15.Xotic / XW-1(ワウ)
調整幅が広く、ハイクオリティなサウンドで人気のワウペダルです。
YOKOHAMA Bluesで使用していました。
16.MAXON / CP-101(コンプレッサー)
以前TwitterでXoticのコンプレッサーを購入したとツイートがありましたが、現在はこのエフェクターのようです。
原音を損なわないナチュラルなかかり具合のコンプレッサー。
17.Suhr / ISO Booster(ブースター)
ギターで有名なSuhrが手掛けたブースターです。
ボード手前に置いてあるのでギターソロ用のブースターでしょうか。
18.WALRUS AUDIO / RED(ディストーション)
アメリカはオクラホマ州にあるWALRUS AUDIOのディストーションです。
トーンコントロールの幅が広く、ハイゲインディストーションながらあらゆるジャンルに対応できるディストーションです。
19.???
謎のエフェクターです。
筐体のカラーとノブの配置からNoelのVoileかと思いましたが微妙に違います。
詳細が判明し次第更新します。
20.???
またまた謎のエフェクターです。
ノブやスイッチの配置はsmallsound/bigsoundのFuck Overdriveっぽいんですが色々と微妙に違うため詳細はわかりません...
21.Pete CORNISH / SS-3(オーバードライブ)
筆者はこのメーカーを知らなかったんですが、イギリスの会社らしいです。元々はエフェクターボートの制作をする会社だったとか。
軍用機器に使用されるようなパーツを使用してエフェクターを制作しているそうで、そのお値段なんと中古で10万円オーバー。今回紹介しているエフェクターの中で一番の高級品です。
22.Ibanez / TS-808(オーバードライブ)
泣く子も黙るIbanezの超名作エフェクター、チューブスクリーマーです。
ブースターとして使用しているのでしょうか。
23.emma Electronic / ReezaFRATzitz 2(ディストーション)
emma Electronicはデンマークの会社。
真空管の特性を忠実にシュミレートしており、ギターの原音を活かしたディストーションとして高い評価を受けているディストーションです。
カポタスト
SHUBB C1b
カポにも色々な構造のものありますが、SHUBBのカポは至ってシンプル。
シンプル故に壊れにくいので末永く使うことができます。
カポを使用する楽曲はいくつかありますが、インスタントラジオや天使と悪魔などで使用しています。
ピック
JIM DUNLOP / TORTEX TRIANGLE 0.60mm
マイクスタンドについているオレンジのピックです。
トーテックスという摩耗に強い材質で、ジョン・フルシアンテ氏やポール・ギルバート氏など世界中のギタリストに愛用されています。
FERNANDES / P-100 SEKAI NO OWARI
マイクスタンド右端の白っぽいピックがフェルナンデスのSEKAI NO OWARIシグネチャーピックです。
素材はナイロンで、厚さは0.80mm。
柔らかくてピッキングの際にしなるのでストローク向きのピックです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
SEKAI NO OWARIの多彩な楽曲に対応できるよう様々な機材が使用されていますね。
どの機材も値段の張るものばかりなので全て揃えるのは難しいかもしれませんが、SEKAI NO OWARIの楽曲のコピーの際に参考になれば嬉しいです。
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