最強の家庭用アンプ!?〜Blackstar FLY3 徹底レビュー〜

ギター

 

1万円くらいで買える家庭用アンプの中でも高い評価を受けているBlackstar FLY3。

私も前々から気にはなっていたんですが、ようやく手に入れることができたのでレビューをしていきたいと思います。

 

 

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仕様

現在FLYシリーズには無印FLY3のほかにBluetoothを搭載したFLY3 Bluetooth、ベース用のFLY3 BASS、エレアコ用のFLY3 Acoustic、12W出力のSUPER FLYなどがあります。そのほかにも限定色や海外のバンドとコラボしたモデルも存在します。

今回私が入手したのは無印のFLY3。ACアダプターとセットで購入し、価格は1万円ちょっとでした。

 

FLY3の仕様は以下のようになっています。

・出力:3W

・スピーカー:3インチ×1

・チャンネル数:2チャンネル(クリーン/オーバードライブ)

・コントロール:GAIN、VOLUME、EQ、DELAY LEVEL、DELAY

・寸法:170mm x 126mm x 102mm

・重量:約900g

・電源:単三電池×6もしくは専用アダプター(別売り)

・その他:MP3 / LINE IN端子、ヘッドホン端子

いたってスタンダードな仕様ですが、自宅で練習するくらいなら十分なスペックかと思います。ディレイがついているのは嬉しいですね。

リスニングスピーカーとしても使用できるようです。

 

 

外観

早速外観を見ていきましょう。

右側がアンプ本体の箱です。おしゃれな感じの外箱ですね。

左側の黒いのがACアダプターが入っている箱なんですが、結構大きめです。

 

早速開封。

本体の他に説明書と保証書、チラシが同梱されていました。

 

 

同時にACアダプターも開封しましたが、結構ゴツいですね。長さは十分あります。

 

 

 

本体を細かくチェックしていきましょう。

サイズ感はCDケースより少し大きいくらいで、奥行きは10cmほど。

 

わかりづらいですが背面には電池入れとDC IN、別売りのエクステンションキャビネット接続用のアダプターがあります。

 

 

 

コントロールです。

適度なトルク感があって操作しやすいツマミです。DELAY LEVELのツマミだけ小さくてポジションがわかりにくいですが、このあたりは慣れでしょうか。

POWERスイッチとODスイッチはプッシュスイッチになっています。

右下にはMP3 / LINE IN端子、ヘッドホン端子もあります。「MP3 / LINE IN」となっているのはリスニングスピーカーとしても使えますよ、ということの表れでしょうか。なお、MP3/LINE IN端子につなぐ音源はアンプ側で調節できないので元の音源側で調節する必要があります。

ちなみにBluetooth版はINPUTジャックの上あたりにBluetooth接続用のボタンがつきます。

 

 

サウンド

クリーンチャンネル

GAINがゼロだと音は出ません。GAINの8時の位置あたりから音が聞こえるようになります。

クリーンチャンネルのサウンドは変な濁りもなくいたってクリアなクリーントーンで、エフェクターのノリも良さそうです。

GAINつまみをMAXまでひねると軽いクランチくらいまでは歪みます。

 

続いてEQをいじっていきたいんですが、EQツマミがこのアンプのミソ。

FLY3をはじめBlackstarの小型アンプには「ISF」という技術が採用されています。これは音のキャラクターをUS系〜UK系へと変化させることができるBlackstar独自の技術で、通常のアンプのEQとは異なりますね。

実際に弾いてみると、クリーンチャンネルの場合は左に回すとエッジの効いたきらびやかなサウンド(US系)、右に回すと太くウォームなサウンド(UK系)になるといった印象です。

 

ISFの特性上モコモコしたサウンドやドンシャリ的なサウンドは出せません。このあたりはギター側のトーンやエフェクター等で調節するしかありませんね。

 

 

オーバードライブチャンネル

続いてオーバードライブチャンネルです。

クランチから軽めのディストーションまで、可変量は割と広めです。メタルは厳しそうですが、ある程度のジャンルはカバーできそうな感じです。

やはりクリーンチャンネルと比べノイズは多少ありますがそこまで気になりません。

 

EQですが、乾いたUS系のサウンドからキメの細かなBlackstarらしいUK系のサウンドへ変化させることができます。歪ませたときの方がISFの特性を強く感じられました。

 

 

エフェクト(ディレイ)

最後にディレイですが、FLY3に搭載されているディレイはテープディレイをシュミレートしていることもあり、温かみのあるディレイです。デジタル臭さはそれほど感じません。

ディレイタイムを短くすればリバーブのような使い方も可能です。

 

 

リスニングスピーカーとして

このアンプのウリのひとつに「リスニングスピーカーとしても使用できる」ということが挙げられます。

実際にウォークマンをつないで楽曲を再生してみると、ギターアンプとしてのサウンド同様素直で良い音です。

シングルスピーカーゆえモノラル出力となってしまうので音の広がりという点では少し物足りなさを感じましたが、このあたりは仕方ないですね。

 

 

まとめ

Blackstar FLY3、前評判通り良いアンプだったんですが、一通り弾いてみて感じたメリット・デメリットを以下にまとめてみました。

メリット

  • 安価ながらちゃんと使えるサウンド
  • クセのないシンプルなトーン
  • アンプの性格を変えられるISFコントロールが秀逸
  • 電池駆動ができ、可搬性も高い
  • 高品質なディレイ
  • オーディオスピーカーとしても利用可能できる

 

デメリット

  • 激しく歪まない(ぎりぎりディストーションと呼べる歪みが限界)
  • ISFの機能故にドンシャリサウンドのような極端な音づくりができない
  • ACアダプターが高価(4000円弱)

 

自宅で練習する程度ならコスパ・サイズ感ともに最高のアンプかと思います。

本体だけなら1万円以内で購入できますので、気になる方は是非試してみてください。

 

 

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