ギター初心者に立ちはだかる壁、Fコード。
慣れてしまえばどうってことないんですが、きちんと弾けるようになるまでが一苦労。Fが弾けなくて挫折してしまう方はたくさんいらっしゃいます。
せっかく高いお金を出してギターを買ったのに挫折して弾かなくなってしまってはもったいないですよね。
そんな Fコードを回避する方法としてカポタストを使用して移調させるというのがありますが、わざわざそのためにカポを用意するのもなんだか気が引けますよね。
そこで今回はそんなFコードが使われておらず、なおかつカポが必要ないおすすめ練習曲をいくつか紹介していきます。
Fコードの攻略法はこちらの記事で紹介しています↓
私はオジさんになった / ユニコーン
難易度:★☆☆☆☆
いきなりマイナーな曲ですが、この曲はG、D、Aの3つのコードのみで弾けてしまう曲です。
バレーコードがなく、テンポも遅めなので比較的簡単に弾ける曲かと思います。
こういった3コードで弾ける楽曲にはT-REXの「Get It On」やボブ・ディランの「Mr. Tambourine Man」などもあります。
Oasis / Whatever
難易度:★☆☆☆☆
CMで使われていたりするので一度は耳にしたことのある楽曲かと思います。
後半に B が出てくるのがこの曲の鬼門。そこさえ乗り越えられれば比較的簡単にマスターできる曲です。
オアシスの楽曲はシンプルなコード進行のものが多いため初心者でもコピーしやすいバンドです。
あなたに / MONGOL800
難易度:★★☆☆☆
MONGOL800といえば「小さな恋の歌」が練習曲の定番として有名ですが、個人的には「あなたに」の方が難易度が低いのでおすすめです。
シンプルなコード進行ですが、テンポが早くコードチェンジが頻繁にあるので遅めのテンポから練習するといいですね。
じょいふる / いきものがかり
難易度:★★☆☆☆
Em、G、D、Aが大半を占めているので初心者の方でもトライしやすい楽曲です。
早めのテンポと後半に出てくる D#dim と F# が攻略のキモになります。
B'z / 愛のバクダン
難易度:★★☆☆☆
B'zの中でも簡単に弾けるのが愛のバクダンです。原曲は半音下げチューニングですので注意しましょう。
この曲は「色々な人にコピーしてもらえるような曲を」と制作された楽曲。
パワーコードで弾いてもコードで弾いても様になるのでパワーコードで弾けるようになったらコード弾きに挑戦してみる、というチャレンジの仕方もおすすめです。
F#mは2フレットをセーハしなければいけませんが、Fよりは音を出しやすいはずです。
ソラニン / ASIAN KANG-FU GENERATION
難易度:★★★☆☆
Eadd9は押さえるのが少し難しいのでEで代用してもOKです。
カポがなくてもFを使わず演奏できますが、4フレットにカポをはめることでさらに難易度を下げることができます。
ソラニン / ASIAN KANG-FU GENERATION - U-FRET
紅蓮華 / LiSA
難易度:★★★☆☆
鬼滅の刃のオープニングとして有名なこの曲も Fなし・カポなしで弾くことができます。
シンプルなコードが大半を占めますが、Bm がよく出てくるためバレーコードに慣れていない方におすすめです。
ゆず / いつか
難易度:★★★★☆
バレーコードが多く使用されているものの、テンポがゆっくりかつコードの繰り返しが多いためトライしやすい楽曲です。
もしかしてだけど / どぶろっく
難易度:★★★★☆
ネタ枠ですが、どぶろっくの「もしかしてだけど」も Fなし・カポなしで演奏することができます。
「なんか弾いてみてよ」と言われて披露するのにもぴったりな曲ですね。
イントロの素早いコードチェンジと時折出てくるB7とA#7が攻略のポイント。特にA#7は1フレットをセーハしなければならないためFコードに迫る難易度です。
イントロはEm-G-D-B7となっていますが、B7のみでもそれっぽくなりますよ。
ワンダーフォーゲル / くるり
難易度:★★★★☆
Bメロ〜サビにかけてBmやC#m7などのバレーコードが多く出てくるため、難易度は高めです。
ある程度バレーコードに慣れたら挑戦したい楽曲です。
最後に
今回紹介した楽曲以外にもFコードが使用されていない楽曲は多く存在します。
ご自身の好きなアーティストでそういった楽曲がないか探してみるのもいいですね。好きな曲を練習することでモチベーションを維持しやすく、上達も早くなるでしょう。
今回紹介した楽曲には BmやGm など、2フレットや3フレットをセーハするバレーコードが多く登場しますが、そういったコードに慣れていくうちに F も押さえられるようになっていくはずです。
F を弾けるようになるためのステップだと思って挑戦してみてください。
また、どうしてもうまくいかない場合は以下のようなスクールを利用するのも手です。
オンラインでマンツーマンレッスンを受けられるため、スクールが近くにない方でも安心。
独学で練習するよりも格段に早く上達できるため、おすすめです。