今や国民的バンドとなったSEKAI NO OWARI。国内外の幅広い世代に支持されているバンドです。
そんなSEKAI NO OWARIのボーカルであるFukaseさんが使用している・使用していた機材を紹介していきます。
今回はギターとベース編です。
Fukaseさんのアンプやエフェクターはこちら↓
セカオワFukaseさんの使用機材まとめ 〜アンプ・エフェクター編〜
Nakajinさん編はこちら↓
セカオワNakajinさんの使用機材まとめ 〜アンプ・エフェクター&その他編〜
エレキギター
Gibson / Les Paul Junior Prototype
幻の命のMVで使用しているギターで、薄い緑色のダブルカッタウェイの個体です。
このギターはGibsonのプロトタイプ(試作品)であり、ブリッジが改造されているようです。なかなか市場には出回らないレアなギター。
ラジオで言っていましたがチューニングが狂いやすいギターだったとのこと。
Fender Japan / Telecaster
「世界の終わり」時代にメインで使用していました。
虹色の戦争のMVや当時のライブ映像で使用が確認できますね。
1987年製の個体で、元々はNakajinさんの親戚のものだったそうです。現在はNakajinさんがレコーディングで使用しているそう。
Fender公式サイト内でこのギターが紹介されています↓
Gretsch / G7593 White Falcon
「天使と悪魔/ファンタジー」リリースの頃から使用しています。
昔からのファンの方はFukaseさんといえばこのギター、と思われる方も多いかもしれません。
ホワイトファルコンはそのゴージャスな見た目から「世界一美しいギター」なんて呼ばれていますね。
ホワイトファルコンにはいくつか種類があるんですが、Fukaseさんが使用しているのは「G7593」というモデル。価格は40万円ほどですが、残念ながら2014年に生産を終了しています。
2016年に動物殺処分ゼロ支援プロジェクト「ブレーメン」のチャリティーオークションに出品され、50万円以上の価格で落札されました。
Gretcsh Custom Shop / G6134CS Silver Penguin
2016年のツアー「The Dinner」あたりから使用していると思われるギター。
先述のホワイトファルコンを含めグレッチのギターは基本的に日本で生産されていますが、このモデルはアメリカにあるカスタムショップと呼ばれる世界屈指のギター工場で生産されたモデルです。
なんとそのお値段およそ90万円。
もともとこのギターはG・キャデラックテールピースと呼ばれるテールピースが付いていましたが、Fukaseさんのギターはビグスビー製ビブラートユニットへと交換されています。また、ボディ下部にあるカバーも外されています。
アコースティックギター
Taylor / NAMM 2012 BTO GACE-Maple HB
2012年に開催されたNAMMショー(世界最大の楽器見本市)に出品されたギターです。ショーのために製作されたモデルなので世界に1本のみの激レアなギター。
2013年に渋谷にあるアコースティック楽器専門店、ハートマンズギターで購入したそうです。
ライブでは2014年のTokyo Fantasyで使用していました。
写真にあるように近年はNakajinさんがライブでよく使っています。
Martin / D-28?
The Colors兵庫公演のみ「死の魔法」を演奏したそうですが、そのときにFukaseさんが抱えていたギターです。父親から貰ったギターとのこと。
情報がほとんどないため断定には至らなかったのですが、ボディシェイプやヘッドのロゴから察するにマーチンのD-28っぽいです。
Martin / LX-1RE
シングル「silent」のMVで使用しているアコースティックギター。
「リトルマーチン」の愛称で親しまれているミニサイズのギターです。
一口にリトルマーチンといってもいくつか種類があるんですが、Fukaseさんが使用しているのはピックアップ付きのLX-1REというモデルです。
これまで登場したギターと比べると価格はお手頃で、7万円くらいで購入可能。
通常このギターはナチュラルカラー(木材本来の色)ですが、MVで使用している個体はピンク色に塗装されています。
ベース
Status Graphite / King Bass
イギリスに本社を構えるステータスグラファイト製のベースです。日本ではほとんど見かけることのないメーカーですね。
スタインバーガーのようなヘッドレスにグラファイト(炭素繊維)製のボディとネックが特徴。ポジションマークにLEDが仕込まれていて、光らせることもできます。
価格はなんと約80万円。価格もKINGです。
Fukaseさんは確認できるだけでもこのベースを2つ所有しており、写真のシルバーの個体とブラックの個体が存在します。
2018年のツアー「INSOMNIA TRAIN」から使用しており、スターゲイザーやLOVE SONGなんかで使用が確認できますね。
Crews Maniac Sound / EB-2400
淡麗グリーンラベルのCMにFukaseさんが出演した際に使用していたアコースティックベースです。
良質な材が入手できた時にのみ生産される限定モデルで、価格はおよそ30万円。
様々な材で製作されるこのモデルですが、この個体は色合い的にウォルナット製かと思われます。
Fender / Precision Bass
The Colors「蜜の月」で使用していた黒のプレべです。
プレベにしては珍しいマッチングヘッド(ボディカラーとヘッドのカラーが同一)の個体で、ブリッジカバーがついているのも特徴。
詳細は不明ですが、塗装剥がれの多さやFenderロゴの形状から1970年前後に生産されたプレシジョンベースだと思われます。
最後に
Fukaseさんの使用しているギターやベースを紹介しましたが、比較的珍しいものを多く使用している印象です。
今後も使用する機材は増えていくと思われるので、確認でき次第追加していく予定です。
また、今回紹介したギターはなかなか手を出すことのできない高級なギターばかりですが、最近では「レンタル」という形で高価なギターを手にすることも可能となっています。
スターペグミュージックでは、1ヶ月1149円からギターをレンタルすることができます。
もちろん今回紹介したFenderのテレキャスターやTaylorのアコギなどの取り扱いもありますので、試しに弾いてみたいという方にはおすすめのサービスです。
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